フィリピンでのKTV廻りに慣れ、各KTVで指名子なり、知り合いのフィリピーナが増えて来ると、「コンドニホンイキマス」と言われ、そのフィリピーナが日本で働く店に来いと言われる事が多々有る。
もちろん、日本が好きで来日を願うフィリピーナもいるだろうが、殆どのフィリピーナはビッグサラリーへの憧れが圧倒的に多数だろう。
しかも、恐らく最近では日本でも、そんなにビッグサラリーを稼げないと言う話を来日した他のフィリピーナ達からも聞いてるであろうにだ。
確かにビッグサラリーを稼げる一部のフィリピーナや、運よく金持ちの日本人ゲスト、そして彼氏を見つけたフィリピーナ達はマニラでは稼ぐことが難しい金額を日本で稼いでいる、もしくは稼いで帰って来ていると思う。
が、実際には多くのフィリピーナが来日し、フィリピンパブで働いてみるものの、下記の様なメッセージが来る事が多い。

結果、ソ○ソ○を出汁にしてでも、店に来て欲しいと言う事になる。
顔を出して上げたい気持ちは有るが、働くお店がまぁまぁな田舎で、そのフィリピーナの店に車で行くなら、フィリピンに飛行機で行く方が早い位の場所で働いている事が多々有る。
しかも、フィリピンにいるからこそKTVで遊ぶのが楽しいだけで、Crazyboy的には日本では日本人のお姉ちゃんの店に行く方が楽しく、日本のフィリピンパブには興味も湧かない。。。
なので、そのフィリピーナを怒らせない様に、そっと話を行かないと言う方向に普段は持っていくのだが、今回はマニラで仲の良かったフィリピーナだけに、流石に知らない振りもできず、遠征を行って来た。
そのフィリピーナ曰く、エージェントから聞いていた、そしてイメージしていた給与と違ったらしいのだが、今回はそれと似た様な事で、少し業種は違うが日本人でもナイトワークにおいて誰でもビッグサラリーが稼げないと言う意味では、額は違えど同じ事が起きているきているのではないかと思う事と、最近ある流れから考えるナイトワークの実情の話。
日本人の出稼ぎ
Crazyboyが携わっている物の一つに、ホテヘルとデリヘルがある。
給与は店と女の子の折半で日払い。
支払い時に雑費として10%を女の子の給与からいただいている。
キャストの女の子達の給与はアベレージで1日3〜5万(但し、裏を引く子がいる事を考えるとあくまで表向きではある)だ。
もちろん、指名完売する様な女の子は7〜8時間勤務で10万overを持ち帰る子もいるが、それはごく一部の女の子だ。
だが、逆にもちろん長時間待機したにも関わらず、1本も付かずにボウズで帰る女の子がいるのも事実。。。
スタッフも頑張って最低1本は付けようとするが、力及ばずボウズで帰らせてしまう日がある。
そして、これが先ほど述べた誰でもビッグサラリーを稼げなくなって来ていると言う話に繋がるのだが、ボウズもしくはショート1本程の仕事で1日を終える女の子と大きく稼ぐ女の子の差が大きくなって来ており、少し前の様に比較的、誰でもビッグサラリーを稼げる仕事ではなくなって来ていると感じる。
だが、彼女達にももちろん生活があり、しかもこの業界で働く事を選んだ女の子はメンヘラな子が結構多い上に、それを癒すが為か、逆にホス狂だからその支払いにこの業界を選んだかは別として、ホスト通い、その中でもエースを願う子もちょくちょくいる。
しかも、そのハマったホストのやれ生誕祭、やれ昇格祭とイベントが行われ、そのイベント毎に、数十万から数百万のシャンパンタワーを入れる。
まだ作ったお金を持って、そのタワーなりを入れるのはいいのだが、それだけの大金を当日までに用意するのが難しい事も多く、未収(ツケ飲み)と言う形で行われ、支払い期限までにそのお金を作る為、拘束時間が決められる代わりに給与保証の付いた地方のソープや遊郭の出稼ぎに出る女の子が一定数いる。
例えば、普段は月15日程度出勤し、稼ぎが50万前後の女の子だとすると、もちろん出勤日数によるが、出稼ぎでは100万位は稼いで帰って来る子が多い。

少し話がそれるが、男性がキャバ嬢にハマったとして、男性の場合は自分の持ち金や財産をその嬢の為に突っ込んでしまうと言う話は聞くが、借金してまでや、無い金をその為に突っ込むと言う話はあまり聞かない。
だが、女の子がホストにハマると持ち金を突っ込むどころか、現状無い金を突っ込んでしまう子が意外と多い所が男性と女性の大きな違いだなと感じる。
そして、ホス狂化してしまった女の子が100万程の未収が有っても全然焦る雰囲気がないのは、この仕事や出稼ぎが有るが故かも知れないが、それでも例え、出稼ぎに行ったとしても、稼ぎに有る程度の限界が見える。
日本人が海外に出稼ぎに行く時代に
そんな出稼ぎにおいて、最近少しづつ話題になっているのが海外への出稼ぎだ。

マカオなどへの出稼ぎは昔から有ったみたいだが、最近よく聞くのがオーストラリアのソープへの出稼ぎ。
先に書いた日本のこの業界における取り分が50%,50%に近いのに比べ、オーストラリアは75%程のバックがある様で、しかも海外が故にチップ文化だ。
1ヶ月なら片道、3ヶ月なら往復などエアー代の支給もある。
客層は金持ちチャイニーズ、現地の富裕層、海外の芸能人などもお忍びで来るらしい。
先日、ある女の子が話を決めて来たのだが1日15万、月20日出勤拘束なので月300万ほどの稼ぎになるとの事。
それだけの額を普通の女の子が日本で稼ぎだすには、大阪では飛田新地のトップクラスに稼げる店に移動した女の子が1日20人以上を相手して13万〜15万位の給与だと言っていたので、かなり難しい。
ETASの取得で3ヶ月までのビジネスを目的とした短期滞在ができるとの事なので1,000万前後を持って帰国して来るはず。。。
折角行くからにはたくさん稼いで、早く借金を終わらせて欲しいと願う。
それらを踏まえた上で。。。
話をフィリピーナに戻して、彼女達もおそらくこれからは今以上に日本で稼げるフィリピーナと稼げないフィリピーナが分かれて行くと思う。
しかも日本で稼げるフィリピーナと言うことは、マニラに居てもそれなりに人気の出るフィリピーナだろうし、マニラに居て稼げる額が少しずつ上がって来ているのも現実だ。
お金の面だけで考えれば、サウジ、ドバイなどアラブ系の国に出稼ぎに出るフィリピーナ達も増えている。
なので、もちろん金銭的に裕福な日本人が沢山のいる事も確かではあるが、日本人自体が海外の方が効率が良いからと出稼ぎに行く現実がある今、全体として見た時に所得と言う意味での優位性は崩壊しつつあるのかも知れないと感じる。
それでも、リスクを取ってせっかく日本に来たフィリピーナ達には少しでも、良い稼ぎと良い思い出を持ってフィリピンに帰って貰いたいなと思う。
本日も貴重なお時間をCRAZYLIFEに使っていただき、ありがとうございました。
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