日本でキャバ嬢や風俗嬢が結構な確率で嵌っている、もしくは一度行くと嵌るものとしてホストクラブがある。
昼職だから、キャバ嬢・風俗嬢だからと言う事でも無いが、それでも夜の世界で働く女の子はかなりの割合で利用していると言える。
日本人女性でホストに嵌りやすい特徴として
- 高収入
- メンヘラ
- 自己評価が低い
- プライドが高い
- 独占欲が強い
- 本気の恋愛経験がない
- 見栄っ張り
と言う事が性格分析がされている。
“自己評価が低い”と言う事についてはKTV嬢に当てはまるかどうかは微妙ではあるものの、収入に関しても底辺KTV嬢以外は、他の仕事に比べると高収入と言える。
その他の特徴もKTV嬢に当てはめてみると。。。まあまあどんピシャだ。
と言う事で今日はKTV嬢とフィリピーノホストの疑似恋愛とそこに働く心理的要因の話。
アフターでフィリピーノホストと同席
先日とあるKTV嬢、数人をつれてベイビューマンションの前にあるGokizipにアフターに行った。
日本人3人に対し、フィリピーナ5人で行ったのだが、その内のフィリピーナの一人が「彼氏を呼んでもいいか?」と聞いてきた。
このフィリピーナは誰の指名子でもなく、指名子のツレでついて来ただけだった為、何の問題もなく“いいよ”と言う流れになった。
フィリピーナがテキストでやり取りを始めて待つこと数分。。。前にあるSUPER KONからまだ仕事中なのか、仕事着とネームプレートを付けたままフィリピーノホストの彼氏が登場。
この嬢は、本人曰くただの友達のサポーター&カモ的、日本人彼氏も複数人おり、手続き上の結婚はしていないものの同棲するフィリピーノ旦那もいる。。。
その上で現在の本命彼氏はホスト。。。
サポーター&カモ的、日本人彼氏も直接的ではないものの、どんな日本人なのかは知っており、その日本人との関係性も指名子フィリピーナから聞いている上で、この光景を目の当たりにすると改めてフィリピーナとの恋愛が闇過ぎて震える。。。
そこからはSUPER KONに出入りするフィリピーナ達が、気になり過ぎて、今日に限ってはアフターなんてどうでもいいと思える程のフィリピーナ観察だった。

フィリピンKTVにもあった、スカウト的仕事
話が少しそれるが、このアフターに行く前にこの嬢達のKTVで新しい女の子の面接が行われていた。
複数人のフィリピーナを、1人の紹介者的フィリピーノが店につれてくる。
マネージャーに聞くと採用になったら働いた日数×100ペソがこのフィリピーノに払われるとの事だった。
なので10人のフィリピーナを紹介して採用になり、そのフィリピーナが月/25日出金すると、自動的にこのスカウトマン的フィリピーノに月/25,000ペソが落ちる。
日本のスカウトの仕組みとほぼ一緒の事がフィリピンでも行われていた。
日本の場合は多い契約パターンは、飲み屋の場合は1度限りの紹介料、風俗・ソープの場合は女の子が出勤して得た給料の10%程度が、女の子が働いている限り永遠にスカウトへバックとなる。
つまり、スカウトは風俗やソープに落とし込むと、女の子が出勤する限り、何もしなくてもそのバックを受け取る事ができる。
なので、飲み屋よりは風俗やソープと言う風習が日本では多く、その為に色管を色恋をかける事が多々行われる。
その武器が必要だからこそ、スカウトは若いイケメンが多いし、実はしっかりとした大学に通う子達が多いのも、若さとイケメンを武器に、一度入店させれば何もせずともそれなりの大きな収入が入るからだろう。
そして、若いイケメンと言う点ではホストにも共通の事が言え、ホストクラブでは、その場で払う現金がなくても未収(ツケ)にて飲む事ができる。
その未収をこぼさない様に、またはこぼした時は色管された女の子達がホストの紹介で入店する事も多々ある。
その場合はスカウトと同じ様に、ホストにも女の子達の給与の10%がバックされる。
現状、フィリピンにおいてKTVやゴーゴーからホストへのバックの流れが有るかどうかは知らないが、その流れができればフィリピーノホスト達はもっとフィリピーナを色管するだろうと思われる。
衝撃、知り合いの彼女がホストの彼女の現実。
話をホストに戻して、Gokizipにてフィリピーナ観察を続けていると、数人の見覚えのあるフィリピーナ達がSUPER KONへと吸い込まれていく。。。
「あいつホスト行ってんや!」と何となく、ワクワクした気分になりながら更に観察を続けていると、スルーする訳には行かないフィリピーナがSUPER KONの前に現れた。
知り合いのベテラン日本人の彼女であるフィリピーナAがSUPER KONに今にも吸い込まれそうになっている。
あまりにも衝撃で、その場にいたアフターのフィリピーナの彼氏ホストに、「彼女はよく店に来るのか?」と確認すると同僚のホストの彼女だと告げられた。。。
このフィリピーナAは、日本人彼氏にもベタ惚れのテイストを醸し出していて、その彼氏曰く「この狭いマラテ界隈で複数のKTV嬢を同時進行で彼女にするのは難しいから、マラテでの彼女をAにしようかBにしようか迷ってんだよ。。。」
と常日頃から聞かされている内のAである。。。
もちろん、この日本人彼氏とAの店に一緒に行く関係だ。
また、普段、A曰くフィリピーノはパロパロだから駄目、コリアンはすぐ怒るから駄目、中国人と台湾人は臭いから駄目と訳の分からない理由を言って、この日本人彼氏に「Mahal kita mula sa puso」としょっちゅうLINEを送って来ているフィリピーナだ。
にも関わらず、現実は本命彼氏はフィリピーノなのだ。。。
フィリピンに慣れてくると珍しくはない出来事ではあるが、実際この言う事に遭遇した時、その事実を本人に告げるか、告げないかの判断がいつも難しい。
日本人彼氏の方もワンナイトラブ的なノリの関係性なら、簡単に「こうこうらしいっすよ」と告げられるが、今回は本命彼女にしようか真剣に考えている相手である事と、本人が「Aにこんなに言い寄られちゃって困るよ!」と日頃から誇らしげに話をしているフィリピーナだけに本人のプライドの問題もある。。。
結果、秒で黙殺を選択。
ただ、フィリピーナとの恋愛において、これは自分自身にも十分ブーメランする事だ。
基本的にKTVで働くフィリピーナ達は、底辺KTV嬢以外は日本人を始めコリアンやチャイニーズなどが、口説く為に嬉しい褒め言葉をたくさん言ってもらえる快感を覚えてしまっている。
俗に言う承認欲求が満たされやすいの状態なのだが、それを更に上回るのがホストの話術だろう。
しかも普段の仕事の中ではあまり接する事の少ない若いイケメンに承認欲求を満たされると、脳はドーパミンがドバドバの状態だ。
これはキャバクラに嵌る男性、フィリピンで言うならKTVに嵌るCrazyboy達日本人も然りで、一種の中毒性がある。
しかし、キャバクラに通う男性よりも、ホストクラブにハマる女性の方が依存度は高い場合が多いと言われている。
心理学的に推測される事
そして、もう1点、心理学的な観点から見ると、人間心理の1つに「手に入りにくいものに高い価値を感じる」というのがある。
手に入りにくいというだけで、その物やその人に対して価値が高いと錯覚しまうのだ。
そして次の瞬間、猛烈にそれを手に入れたくなる。
例えば
- 日に1000万円を売り上げるホスト
- 各店舗限定100個だけのブランド高級時計
- 限定色のお気に入りブランドのバッグ
こうした言葉を聞くだけで、なんとなく価値が高いように感じる。
ポイントは、手に入りにくいという点。
一方、ほぼ確実に手に入らなそうなものには、あまり価値を感じない。
例えば
- 現役の超売れっ子芸能人と付き合う
- 新品の自家用ジェットを買う
- 六本木ヒルズレジデンスの最上階をワンフロア購入
もし仮に欲しいとは思っても、具体的な行動は殆どの人はしない。
しかしイケメンホストは、フィリピーナ達が欲する「手に入りにくい」という条件を兼ね備えている。
売れっ子ホストともなるとお店に行き、指名して一緒にお酒を飲んでいても、他のテーブルにいる客が高価な酒を入れれば、そそくさとその客のテーブルへ行ってしまう。
他の席で好意のあるフィリピーノが他のフィリピーナとゲラゲラ笑っている声が聞こえてくる。。。
その瞬間、「手に入りにくいものを得たい」といった欲求に火がつく。
あの女ふざけるなよ、コノヤロー!
と、心の中で苛立ち、自分も高価な酒を入れて、ホストを自分のテーブルに呼び戻す。

巧みに作り上げられた雰囲気の中に身を置くことで、その物やその人に価値があると思い込んでしまう。
それは人間の心理として、基本的には自分の選択が最も正しいと信じたいから。
なので、もし彼がホストを辞めて自分だけの存在になった瞬間に、最初はあれ程嬉しかった気持ちが、熱が冷めてしまったりする事が多々ある。
高級車、高級時計、高級アクセサリー…
ほとんどはこの心理から欲しくなる。
仮にヴィトンのバッグが1,500円で買えるようになったら、その価値は一気に下落する。
しかし、ヴィトンのバッグ自体が変わるわけではない。
人々がヴィトンのバッグに付ける「価値」が変わるのだ。
このように人間は周囲の人の目を無意識に気にしながら、人や物に対する価値を判断している。
これを心理学の世界では「社会的証明」と言う。
そう考えるとフィリピーナ達の承認欲求を満たして、ドーパミンをドバらすのは当然ながら、フィリピーナ達から見て、簡単に手に入れられる物と言う様に捉えられないセルフイメージにリードして行くことが実は自分がコントロールしやすい関係性を作る秘訣でもある。
確かにどれだけこの様なHow toや行動心理学を学んでも、自身が想定する結果と異なる結果となる事も多々あるし、そもそも根本として、その心理が働く対象として、自身がそのフィリピーナの中に刻まれているかと言う問題もある。
だからこそ、以前記事にした信頼して、良い関係を気づけていると考えていたフィリピーナに、お金を貸した瞬間に連絡が取れなくなる
様な事も起こるのがフィリピンだが、自分の選択により起こった結果は自身の中でのどんな結果でも受け取りが楽だし次の改善に繋げられる。
だからこそ、その結果や事象により自身が病むことが本当に少なくなる。
真剣交際をしたいフィリピーナにこそ、チョロい日本人と判定されるのでなく、手に入れにくい欲しい物として周りの友人フィリピーナをも巻きこんだセルフイメージを作る事が良いのではないかと思う。
本日も貴重なお時間をCRAZYLIFEに使っていただき、ありがとうございました。
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